西所沢家つくり通信


by nishi-toco-hill

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 昨年の『五井せんせい 我が師と歩み来たりし道』に続いて、『神のみ実在する 五井先生かく説き給う』という本の編集をさせていただきました。
 前作はぼくもちょっとひるむようなかなりの発行部数だったのですが、よく売れました。おかげさまで、この新刊もたいへん評判が良く、丸善さんや紀伊國屋書店さんなど大手書店からかなりの事前注文をいただき、再びアマゾンでもベストセラー1位を競り合っています。毎日、アマゾンをのぞくのがハラハラドキドキです。
 この本はいわば宗教哲学の本です。とはいえ難しそうな哲理を説く本ではなく、人間とは? という究極のテーマをやさしく平明に説く本です。
 出版不況なんて言われて久しくなりますが、経済効率最優先の社会のなかでも、このような哲学的な本がたいへん売れて、ご高評をいただけたことに、出版社ともどもたいへん感動しています。
 実は今回、本のタイトルに関して、大手書店の営業の方からも率直なご意見を聞かせていただいたりして(いわゆるマーケティングですね)、最終的には大きなどんでん返しがあってこうなったんですが、ボツにしたほうのタイトルもたいへんに考え抜いたものだったので、その経過をいつかブログでも書いてみたいと思っています。
 というのもぼくが思うに、(あくまでぼく自身の、という話ですが)もっとも時間とエネルギーがかかるのは、本のタイトル決定だからです。「タイトルは結論である」。これは、ヒヨッコ編集者のぼくを育ててくれたある週刊誌の編集者から授かった金言です。
 本を作っているあいだのぼくっていう人間は、はたから見れば、一日中、なーんもしないで、昔のロックを聴いたり、コーヒーを飲んだり、ボーッとアニマルプラネットを観たりしているようでいて、実はずうーっとタイトルのことを考えていたりするんですよ。食べることさえもけっこう忘れていたりするので、食費もずいぶん節約になったりして。浮いたお金で、屋根にソーラーパネルでものっけようかな。
 書店で見かけましたら、ぜひお手にお取りくださいませ。

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by nishi-toco-hill | 2017-04-06 10:21
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 ぼくがこの夏に編集した『五井せんせい』(高橋英雄著)という本が10月24日に発売になったばかりなんですが、思いのほか反響があって、現在アマゾンではカテゴリー別の「ベストセラー1位」になっています。
 ちなみに上の画像は、カバー案をプレゼンしたときのサンプルです。
 八重洲ブックセンターや紀伊國屋はじめ大型書店からも50部、100部と大きな注文が入っているとのことで、ほんとうにありがたいことです。
 これはある有名な宗教指導者の伝記なんですが、合気道の創始者として世界的に有名な植芝盛平翁との深い交流などの話もあり、精神世界や古武道に関心のある方たちにもたくさんのファンや読者があるようです。
 ぼく自身も、原稿を読みながら途中で何度も中断して目を閉じ、深い瞑想に誘われるような内容でした。
 実はこの本のタイトルを『五井せんせい』とするか、『宇宙の翁の白いひげ』というタイトルにするか、ぼく自身ずいぶん悩んだんです。
『宇宙の翁の白いひげ』もいまだに捨てがたいタイトルだと思うんだけど、それだとベストセラーにはならなかったかも。いや「五井せんせい」をサブタイトルに使えばイケたかも……と、今も悩んでいる自分です。
 宇宙の翁の白いひげ、とは、ある時、五井先生がひげを伸ばされ、そのひげが宇宙大に伸びていき、一本一本のひげのあいだに億万の星々が煌めいている、という夢想をふと口にされるシーンから取ったものですが、これはもちろん、人の精神が拡大してやがて大宇宙と一体化する、という悟りの究極の姿を暗示している大事な部分であり、かつユーモラスなイメージを、ぼくはとても大事にしたかったんです。
 版元からは、短期的に売れる本ではなく、長く読まれる本を想定して作ってほしいとのことだったので、あえて売れそうなタイトルや作りは避けたつもりだったんだけど、ふだんのぼくの仕事は、売れる本を作ることなので、けっこういろいろ悩みました。
 本屋さんに立ち寄る機会があったら立ち読みしてみてください。
 帯のコピーは、ぼくもいろんなものを書いてきましたが、またくもって会心の出来です。
 もうまもなく増版にかかるようなので、初版を手に入れたいなら急げ!


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by nishi-toco-hill | 2016-11-04 20:27 | インタビュー