西所沢家つくり通信


by nishi-toco-hill

カテゴリ:音楽生活( 9 )

 ご当地ソングというのはよくありますが、ナントカ音頭ばかりじゃあつまんない。ハートに触れる音楽、そう、ソウルとかブルースがあってこそ、土地の格もアップするというものではないでしょうか。
 で、こんなものを見つけました。「所沢ブルース」です(ドーナツ盤「アカシアブルース」のB面なんだけどね)。
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 歌に登場するのは東町、上新井、緑町の3か所。所沢駅と盃横町と思われる場所も出てきます。
 恋に破れた男の心情を歌っているんですが、ドリーミーなマゼンタ系のセットのなかで微笑む歌手の麦沢利光さんは、かなりさわやかなテノール声で、この恋は泥沼の末に破綻した感じじゃなく、フラレてわりとあっさり引き下がった感じの風情であります。
 最近は思いこみが歪んで殺傷事件を起こしたりするだらしない男が多いから、こういうあっさり和風な引き際はぜひ見習ってほしいものですね。
 それにしても新宿とか横浜ならブルースの舞台として可能でしょうが、所沢はどうなんでしょう? ギリギリセーフどころかアウト! というか、かなりデカいファウルですよね。飯能や秩父まで行ったらもうブルースよりカントリーですし、「知床旅情」の領域ですよ。まぁそんなところがB面ソングたる所以でしょうか。そこそこ都会、が所沢の魅力なんですね。
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 ところでこのレコードをリリースしたマリモスレコードなるレーベル。なんとなく洋風漂うネーミングのセンスが、胸にヒットしちゃったのです。ほかにいったいどんなレコードをリリースしていたのか、ウェブで検索してもまともな情報が見つかりません。もしかして日本のモータウンを目指していた? それともアトランティック? マイナーな音楽に萌えるぼくとしては、いま、いちばん熱いレーベルです。
 
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by nishi-toco-hill | 2013-05-26 11:03 | 音楽生活
 
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 まずはこれを見てください。こんなちっこいリンゴのなかにビートルズの全アルバム(UK盤14枚)のサウンドとアートワークがぜんぶ入ってます。FLACというファイル形式で収録されたサウンドはCDよりずっと高音質で、こんな音が入ってたのか!と驚いた曲がいくつもありました。なかでも「ABBY ROAD」のジョージのラブソング「SOMETHING」は、これほど微妙で流麗なストリングスのアレンジがなされていたのかと溜息が出るほどでした。
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 それにしても驚くのはこんな小さな媒体にビートルズの全アルバムが収まっていることです。いまだにアナログレコードから離れられないでいる自分としては、レコードやCDをはるかに凌駕するサウンドがこんな小さくなちゃったことが大きなショックです。そういえばアマゾンでは音楽データを預かってくれるサービスが始まりました。もうスマホかタブレットだけあれば、レコードもCDもこのUSBさえ要らないってことですよね。ちょっと待ってヨ~。
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by nishi-toco-hill | 2012-11-17 17:14 | 音楽生活

その79.音楽と健康

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 秋の日はつるべ落としといいますが、日が急に短くなりましたね。カミさんも息子もそれぞれ旅行に出かけました(北海道&ネパール)。ですので、ぼくはいま、タイーヘン快適な生活を送っております。テレビの前に布団を引きっぱなしにして、食べたら食べっぱなし、飲んだら飲みっぱなし。今朝は早朝4時半に目が覚めたので、NHKのおはよう日本はまだだし、スロッビング・グリッスルというインダストリアルロックバンドのCDがプレーヤーに入れっぱなしになっていたので、大好きな「Death on arrival(運ばれたときにはすでに死亡)」という名曲(だいたいの人にとってはただの騒音ですが)を聴いて、昨日入れたコーヒーを冷めたまんまで飲んでから、また寝ました。健康にいいですよ、こういう生活もたまには。
 ところでこれ↓をご存知でしょうか。若き日の三遊亭円楽さん(先代)がナレーションでプレイボーイたる者の心得を語り、ピアニスト前田憲男さんがジャズやボッサの名曲をバンドプレイする超カルト盤です(これはCDリイシュー)。ジャケ写はそーです、お色気アイドルの松岡きっこさん。ぼくは目薬をさしさし、楽しんでおります。いつかオリジナル盤をヤフオクでゲットしよっと。大人の秋って、いいナ。
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by nishi-toco-hill | 2012-10-04 12:13 | 音楽生活
 みなさま、残暑お見舞い申し上げます。夏恒例のフジロックが今年はロンドンオリンピック開幕と重なったせいで、7月最後の週末から今朝方の閉会式まで、ずっーと寝不足が続きました。閉会式のセレモニーは今回のフジロックに出たばかりのBEADY EYE(オアシス後のリアムの新バンド)ほかクロージングにはまさかのTHE WHOが……サプライズ満載で目がバッチリさめました。実は先週末、寝不足のせいで町内会の盆踊りの準備にも遅刻してしまいました、すみません(30分の遅刻ですが、朝5時半に行ったらもうほとんど準備が終わってたんです!)。
 政治外交はゴタゴタしてますが、オリンピックのような神聖かつ和やかなムードで世界がひとつになってほしいものです。ところで本年のフジロックは史上最高の14万人が来場。ロックは不況に強いんでしょうか。
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 フジロック前夜祭で、まだ誰もいない会場の真上に大きな花火が上がります。
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by nishi-toco-hill | 2012-08-13 09:20 | 音楽生活
 今年のフジロックはちょうど台風による豪雨に遭遇。しかし苗場は山の上にあるせいか、さほどではなく、ケガ人や機材のトラブルもなく、安全対策で一部スケジュールのキャンセルはあったものの、木曜の前夜祭から月曜早朝までの全日程を無事終了しました。
 写真は超満員となった斎藤和義のステージ。ぼくの後ろからも、また写真の奥のほうにある坂道からも、人が滝のように流れ込んできます。ぼくはYMO(どうしても細野さんが見たい!)とケミカルブラザースを見るために、最初の3曲まで聴いて一路メーンステージへ。YMOのオープニングは「BEHIND THE MASK」。こないだリリースされたマイケル・ジャクソンの遺作アルバムに収録されたんで、きっとすごい印税なんだろうな、なんてヨコシマなことを考えながら、グリーンステージの泥の海のなかで踊ってきました。
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by nishi-toco-hill | 2011-08-03 18:28 | 音楽生活
 福島の原発事故を受けて「アトミックカフェ・ミュージック・フェスティバル」が、今年15回を迎えるフジロックフェスティバルのなかで復活します。アトミックは1984年、日比谷野音で初開催された反核・脱原発を訴えるフェスで、デビューしたばかりの尾崎豊が高さ7mもあるイントレからジャンプして骨折したのもニュースになりましたよね。
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 これは初回のパンフですが、コピーを書いたのは糸井重里さんだとこないだ初めて聞きました。今年フジではソウルフラワー、加藤登紀子さんに、反原発ソングで物議をかもした斉藤和義さんも出演します。アトミックが開催されるのは「アヴァロン」という、森のなかの広いスロープを使ったエリアで、いろんなNGOがブースを出展しているんだけど、ここではずっと食用油の廃油をつかったバイオディーゼルエンジンとソーラーパネルでライブのための電源を作ったり、環境保護やエネルギーシフトをテーマに活動してしている人たちが集る場所です。
 福島の事故はすでにチェルノブイリと同等のレベル7とされており、この事故の後始末に膨大な時間とエネルギーを費やすことになるのではないでしょうか。極端な少子高齢化と経済の後退、それに加えてこの事故……ぼくらから2世代、ことによると3世代ぐらいは、大きな忍耐と価値観の転換を求められるかもしれませんね。音楽を楽しみながら、というと不謹慎だけど、それなりのタフネスと心構えをもって、この深刻な時代を乗り切っていくしかありません。
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by nishi-toco-hill | 2011-07-24 08:18 | 音楽生活
 今週号の週刊SPA!で内田裕也さんをインタビューさせてもらいました(これがぼくの本業です)。震災の被災者の支援に尽力する裕也さんにどうしても雑誌に出てもらいたくて、いわゆるコネを使ってお願いしたら快く応じてくださいました。お会いするのは2度目です。たしかにコワモテですが、実は彼ほどやさしい心づかいをする人をぼくはこの業界でほかに見たことがありません。抱えているのは義援金のための募金箱。ロック=69にちなんで、裕也さん自身が毎日この箱に6900円を入れ続けているそうです。何でもかんでもロックにちなんでしまうのは、裕也さんの「説明を省いた愛情表現」であり心意気なのです。
 ちなみに裕也さんの記事がキッカケで、SPA!の次号には、福島の復興を支援するロックバンド「猪苗代湖ズ」の記事も載せてもらうことになりました。
 5月5日には相羽建設のチャリティーバザーでうちも出店する予定です。みなさんとこころをひとつに、被災された方々を辛抱強く支援していきましょう。
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 ↑この写真はぼくが撮影したものですが、この日、SPA!の写真を撮った友人のカメラマンがバザー会場で家族写真を撮影するブースを出展しますので、よろしくお願いします。
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by nishi-toco-hill | 2011-04-29 00:30 | 音楽生活
 昨年知り合ったニューヨークのシンガー、Nenadさんが地震後、すぐにメールをくれました。
 Hope to see you in the near future and wishing Japan and Japanese people
recovery and no nuclear plants but green energy.
 You are in my thought and prayers.
 そして「HELP JAPAN」ライブを地元で開いてくれました。学校を卒業して以来、なんだかずっと忘れていた「友情」ということばが、サッと胸をよぎりました。
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by nishi-toco-hill | 2011-04-01 18:35 | 音楽生活
 友人のカメラマンからNY在住のミュージシャンを紹介されました。ネナド・バッハさん。クロアチア出身で、3大テノールのパヴァロッティやU2のボノなんかと、ボスニア戦争下で傷を負った子どもたちのためのベネフィットコンサートとCDに参加したシンガーです。むかし3大テノールの仕事をさせてもらったことがあり、友人からネナドさんのプロフィールを聞いて、飛んで会いに行きました。
 彼のシングル「All I Want Is Freedom」は彼の豊かな人生経験が滲みでるようなやさしくも強靭なメッセージソングです。彼のHPで激シブのビデオクリップが観られます。気に入ったらアマゾンで数タイトルがすぐに入手できますよ。この曲といい、彼のおだやかでおおらかな人柄といいいっぺんで魅せられてしまいました。いずれ日本でのライブが実現するよう、非力ながらプロモーションのお手伝いをするつもりです。
http://www.nenadbachband.com./home.cfm
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 クロアチアもまた戦争で破壊を経験した国ですが、明るい海の太陽と美しい島々を持つ国です。むかし一度だけ、アドリア海沿いにクルマでクロアチアからイタリアへ抜けたことがあるんだけど、首都も何も知らないので、今回その話は黙っておくことにしました。
 今度、日本にネナドさんが来たときにはニシトコに招いてお国自慢を聞こうと思っています。彼の曲には日本で「歌ごころ」といわれるものがあるんです。日本の童謡やわらべ歌、子守唄みたいなものをカバーしてくれないかなァ。そんな企画どう思います?
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by nishi-toco-hill | 2010-10-21 18:07 | 音楽生活