その66.古本屋歩き
2011年 11月 26日
■「のぞみはもうありません」と面と向かって言われ、私は絶句した。
ところが、その人が言った。
「のぞみはありませんが、光はあります」
なんとすばらしい言葉だと私は感激した。
このように言ってくださったのは、
もちろん、新幹線の切符売場の駅員さんである。■
たったこれだけですが、人間の心という恐ろしくも深い森を探求し続けてきた心理学者の境地からこぼれ出たような冗談ではないですか。
ところでぼくは本が大好きなんで、ニシトコ周辺のいろんな古書店に足繁く通っています。ブックオフはニシトコの数キロ圏内に7軒もあり、そのうち6軒は周辺住民のみなさんの知的水準が高いせいなのか、掘り出しものに巡り会うことが多いのです。
by nishi-toco-hill
| 2011-11-26 14:22
| 街歩き